2013年8月14日水曜日

見方を変えれば気分も変わる・・・「ネガ・ポジ変換」っていいかも


「ネガ・ポジ変換」ってお聞きになったことはありますか? そもそもは写真の世界での言葉みたいですが、最近は本来の意味とともに、「ネガティブ(否定的)な言葉を、 ポジティブ(肯定的 )な言葉に言い換える事で、前向きになってやる気を出そうという思考方法」のことも言うようです。「ネガ・ポジ言い換え」などとも言うようです。
これに関する書籍や、言い換えを助けるスマホアプリまであるようで、そもそもは女子高生の発案なんてことも聞きました。

例えば、
「ケチ」→「物持ちがいい」
「いい加減」→「おおらか」
「落ち着きがない」→「行動的」
「飽きっぽい」→「切替が早い」
なんていう感じです。

つい最近のことですが、私の母親(歳を取ると人間は大体グチっぽくなってくる・・・・)が趣味でやっている短歌のことで、「楽しいことが何にもないので、後ろ向きな悲しい歌しかできない・・・」などと言っておりまして、私は「でも短歌を作ること自体が創作活動なわけで、それって前向きな活動なんじゃない?」と言ったところ、少し気持ちが変わった様子が見えたりしました。

私の仕事でかかわる採用面接でも、よく「自分の長所と短所は?」などという質問をしますが、ほとんどの場合は自分が持っている同じ要素を、どちらの面から見るかということのように思います。
「周りが見えない」「集中力がある」「作業が遅い」「慎重」「丁寧」「八方美人」「人見知りしない」「交友が広い」など、言い換えができます。

 こんな言い換えをしていると、自己暗示の効果も出てきて、言い換えた結果(長所)につながる方の意識が強まり、同じ要素であっても、短所的に捉えられる行動より長所につながる行動が増えます。「長所を伸ばして短所を無くす」という、まさに一石二鳥かもしれません。

「ネガ・ポジ変換」は、物事の見方をちょっと変えたり、表現の仕方をちょっと変えたりするだけで、少し意識すれば誰でもできる事です。またその割には効果が大きいように思います。
私自身も今まで以上に「ネガ・ポジ変換」を意識して見たいと思います。


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