2012年7月28日土曜日

運の良い人

以前、このブログで「キャリアは運に左右される」という話を書きました。

運には、やはり幸運と不運があるわけですが、そんな中でもなぜかいつも運の良いという人がいます。なぜか抜擢される、なぜかトラブルに見舞われない、なぜか上司に恵まれる、等。

私がいつも思っているのは、“運の良い人”というのは“周りから運を運んできてもらえる人”だということです。

例えば、自分の身近にスポーツ選手や歌手志望の人がいたとして、その人に相応の技量があり、礼儀正しくて性格も良く、毎日地道に努力している姿をみていたとしたら、誰もが何とか成功してほしいと願うと思います。自分が力になれることがあるなら、何か協力したいと考える人もいるでしょう。
「自分も他人に助けられている」と感じていればいるほど、相手にも同じように恩を返そうと思うのではないでしょうか。そして、より多くの他人からそう思ってもらえる人が、実は“運の良い人”なのだと思います。やっぱり嫌な奴や不真面目な奴、傲慢な奴には、誰もが関わりたくないし、助けたいとも思わないでしょう。

そう考えれば、自分の行動次第で運を良くすることは出来るはずです。
例えば、「他人を欺かない」「約束を守る」「人が嫌がることでもやる」「決められたことをきちんとやる」「周囲を不快にさせない」など、当たり前のことを日々しっかりやっていると、他人は案外見ています。好感を持たれ、信用されるされるようになれば、周りの人が少しずつ幸運を持ってきてくれるようになります。

さすがに宝くじが当たったりするような運とは違うと思いますが、少しでも“運の良い人”になれれば、自分の可能性は間違いなく広がると思います。

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